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ACT.148続き妄想の続き おまけ

続き妄想で書いた『好意を謹んで受けさせて頂きます』を『行為』ととった場合の続き妄想です。

先にチズさんが書いてくださったものを載せさせて頂きましたが、こちらは私の妄想です。

TV局の駐車場で、敦賀さんの車に乗った途端座席を倒され、初めはただびっくりしたけど、まるで昼間の続きといった体勢に、心臓が激しく音を立てていた。

車に乗ってからこの体勢までがあっという間の出来事で、逃れようにも逃れることが出来なかった。

「敦賀さん、これは一体どういうことですか?」

かろうじて言葉を絞り出した。

「ん?最上さんは俺の行為を受けてくれるって言ったよね?」

そう言う敦賀さんは嘘吐きスマイルになっていた。

「私が言ったのは、『好意』です。他の『コウイ』ではありません」

自分でも言葉の違いに気づいてるくせに!

睨みつけても効果はないようで、敦賀さんは漂々としていた。

「俺は『行為』って受け取ったから、自分の言葉の責任とって?」

「そんな無茶苦茶ですよ」

あまりの言い草に、目にじんわりと涙が浮かんでくる。

「どっちにしろ受け入れるしかないよね。この体勢じゃあ」

敦賀さんの嘘吐きスマイルが、ますますキラキラとしていた。

「どうしてですか。敦賀さんが離れて下さったらすむことですよ」

「離れたくないって言ったら?」

そういう敦賀さんは、とても真剣な顔をしていた。

まるで本心を打ち明けられているようで、私の心臓は更に激しく音をたてていた。

「離れてくれないと、私の心臓が破裂しちゃいます」

「それは困るね。じゃあずっとこのままだったらいつかはこの体勢に慣れて心臓が破裂する心配しなくてよくなるよ?」

敦賀さんの顔がまた嘘吐きスマイルに戻ったのを見て、やっぱりからかわれてるんだと思った。

「だからどうしてそんな無茶苦茶なこと言って、いじわるするんですか」

「そういう最上さんこそ、どうして本気で逃げないの?昼間といい、今といい」

本気で逃げるって、どういう風に?

私が敦賀さんを押しのけようとしても、力で敵いっこないから無理だと思うのだけど。

「だって……動けば触れてしまいそうで……」

「動いても、触れないかもしれないのに、どうして大人しくされるままになってるの?逃げない理由が、俺と一緒なら嬉しいんだけど」

「一緒って何ですか?」

この体勢には何か意味があったの?

問いかけたら敦賀さんはため息をついて身体を離してくれた。

「送って行くよ」

その後は何を話したらいいのかもわからず、車の中の沈黙が重たかった。

時々敦賀さんの顔を見つめていたけど、怒ってる感じはなかった。

だるま屋の近くまで送ってもらって、お礼を言って、何事もなく敦賀さんと別れた。

あの時敦賀さんが言った理由って何だったのかしら。

ずっとあの体勢のままだったらどうなっていたのかしら。

無意識に、手で唇に触れていた。

あのままキスしてしまってたらどうなったのかしら。

ダメダメダメ!

これ以上考えちゃダメよ。

そう思って頭を振ってみたけど、その考えは頭の中から出て行ってはくれなかった。

あんなに触れそうなぐらい接近していたのに、嫌悪感がなかったのはどうしてなのかしら。

色々考えて、眠れない夜を過ごした。

                         つづく
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