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宇宙猫さんからの頂き物

『どちらにしても・・・』という題をつける前に、この妄想は”ママになった妄想”と呼んでました。

まだブログを持っていなかった当時、自分の妄想をよく宇宙猫さんに聞いて頂いてました。(今でもよく聞いて頂いてるんですけどね(^_^;))

ママになった妄想をしたときも、「こんな妄想したんですよ」とハタ迷惑にも宇宙猫さんに聞いて頂いて、私の妄想を聞いた宇宙猫さんがこのお話を書いて下さいました。

6月から私が一人で楽しんでいたこのお話を、宇宙猫さんに承諾を頂いて、こちらで公開させて頂くことになりました。

宇宙猫さんの素敵なお話をご堪能下さいませm(__)m

宇宙猫さんのお宅はこちらです。




(蓮視点)
事務所の給湯室の前を通ると、聞きなれた声が聞こえてきた。
その声が心地よく、俺は自然、聞き耳をたててしまっていた。
そして、俺は信じられない言葉が君の口から洩れるのを聞いた……
「ママになったの!」
嬉しそうなその声に俺の頭のなかは真っ白になり、冷静な判断を失った。
「「「…っ敦賀さん!」」」
突然現れた俺に、最上さんと話していた事務所のスタッフは驚いたようだが、彼らに気を使っている余裕など俺にはなかった。
「こんにちは…」
俺の表情を瞬時に読み取った最上さんが青ざめた表情で挨拶するのを無視して、俺は彼女の腕を引っ張り、自分の楽屋まで連れて来た。
「………つ、敦賀さ…ん……?」
扉を乱暴に閉めると、最上さんが小さな声で呼びかけた。
「最上さん、相手は……誰?」
「え……?」
最上さんは戸惑ったように眉を寄せた。
「な…なんのことですか?」
上ずった可愛い彼女の声まで、他の男のものだと思うと酷く腹立たしく……
「とぼけるの?……我慢してる俺から、君を奪ったヤツを庇っているの?」
愛しすぎるがゆえに、虚しさが募る。
「……我慢?庇う??」
彼女はますますわからないという風に首を傾げる。
「……本当に、なんのお話でしょうか?」
「………」
心底困ったような、戸惑い、怯えたような彼女の表情に、俺も徐々に冷静さを取り戻す。
(……もしかして、あれは最上さんのことではないのだろうか?)
もしくは、俺の完全な聞き間違いだろうか?
……そうならいい。
「………」
……でも、まだ安心はできない!!
彼女はかけだしとはいえどプロの女優だ……俺の目を欺いているのかもしれない。
「……そう?君がそういうつもりなら、君を捕えて、相手を炙り出すしかないかな?」
だから、確証が欲しい………
「ですから、いったい何のお話をしているんでしょうか?」
青ざめながらもジッと、まっすぐに俺に視線を向ける少女。
「恋人が他の男に攫われたとなれば、正体を見せるだろう?」
まっすぐな瞳の彼女に嫌疑をかけて、
「こいびと?……私に、そんな人いませんよ?」
罠にはめて、あるかもわからない隠し事を暴露しようとしている俺。
「まだ言うの?」
そのために、俺の持っているすべての演技力を注ぎ込もう。
「……まぁ、いい。恋人がいないというなら、」
「………」
「君を俺のものにすることに問題はないわけだから。」
微笑んでみせると、最上さんはまるで心臓を素手で掴まれたかのように、その顔をますます青くさせた。
そんな彼女の耳に、恋の魔物に理性を手渡した醜い道化師は、その卑しい口でそっと囁いた。

「いただきます。」

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