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頼れる人

ちょっと題があってないかもしれませんが、ご容赦くださいm(__)m

先日の宇宙猫さんとの話から妄想してしまいました。

まだ付き合う前の設定です。


「あの・・・・・社さん。ちょっと相談にのって頂きたいことがあるんです」

もじもじと恥じらって、キョーコちゃんが言った。

可愛い~

こんなこと担当俳優に知れたら、大魔王が光臨しそうだけど、可愛いものは可愛いんだ!

ほかでもないキョーコちゃんのためなら、おにいさん、何でも相談にのってあげようじゃないか。

なんて思ってたら、周囲に冷気を発散させてあいつがやってきた。

おまえがいたらクーラーいらなそうだな。

つい逃避したくなってそんなことを考えた。

「キョーコちゃん、蓮にも相談にのってもらったら?」

「え?敦賀さんに相談にのってもらうなんて出来ませんよ」

ひぃ~~~頼むからそんなこと言わないで~

春の日差しのようだと評判のあいつの顔が剣呑になってきた。

キョーコちゃん、後ろ聞こえてるって。

「ど、どうして?」

怖くてあいつの顔が見れない。

キョーコちゃんは背後にいるあいつに気づいてないようだ。

「だって、敦賀さんには無理な相談なんです」

や~め~て~

真剣に我が身の行く末が心配になった。

「何が俺には無理なのかな?」

不機嫌なのがありありとわかる低いあいつの声がした。

キョーコちゃんは飛び上がって後ろを振り返った。

「つ、つ、敦賀さん?」

名前を呼ばれて、キラキラと音の出そうな笑顔に変わっていた。

「ね、キョーコちゃん。蓮も来たしさ、二人でキョーコちゃんの相談にのるっていうんじゃダメかな?」

こんな状態であいつを仲間外れにして、後の報復を考えたくない。

可愛い我が身のためにも、必死になってキョーコちゃんに訴えた。

「俺には内緒の話なのかな?」

俺同様恐れおののいていたキョーコちゃんが、その言葉に正気を取り戻したようにあっさりと返事をした。

「それはないです。別に聞かれても困ることはありません」

「じゃあ、あっちに座って話そうか」

キョーコちゃんの言葉にホッとして、三人で椅子のある所へ移動した。

「で、相談って何?」

俺が話を切り出すと、またしてもキョーコちゃんがもじもじと恥じらった。

それ、とっても可愛いけど、そんな態度だと横の奴がやきもきするんですが・・・・・

「あのですね・・・・・」

キョーコちゃんが話し出したので、静かに聞いた。

蓮も恥じらう態度が気になっていたとしても問いただすつもりはないようだ。

「明日モー子さんにお弁当を作ってくる約束をしたんですけど、どんなおかずにしようか迷ってしまって・・・・・それで社さんに相談にのってもらおうとしたんです」

キョーコちゃん・・・・・なんて可愛い相談なんだ。

隣で蓮の気配が和らいだのを感じた。

「で、蓮には無理ってどうして?」

「だって、敦賀さん食に関心薄いじゃないですか。私は真剣に悩んでるのに、『なんでも』とかって一言で終わりそうで・・・・・」

その言葉に思わず苦笑してしまった。

本人にも自覚があるらしい。

「ひとつ言えるよ」

苦笑しながら蓮が言った。

「なんですか?」

キョーコちゃんが首をかしげてるその姿がまた可愛らしい。

「カエルの姿焼き」

蓮はニッコリと笑った。

キョーコちゃんはガタンと椅子をひっくり返して立ち上がった。

「真剣に悩んでたのに・・・・・敦賀さんのいじめっこ~」

そう叫んで駈け出して行った。

自然とため息が出てくる。

「お前な~あんまりからかってると嫌われるぞ」

俺の一言にそっぽ向いて拗ねてる蓮なんて初めて見たな。

何が気に入らなかったのかなんてわかりきってるけどな。

ホント小学生と変わらないんだから。

そして蓮のフォローをするべく、キョーコちゃんを探しに行った。




ラブミー部の部室に入ると、もじもじと恥じらってキョーコちゃんが言った。

「あの・・・・・社さん。ちょっと相談にのって頂きたいことがあるんですけど」

つい最近も似たような事があったな~と思ってしまった。

キョーコちゃん、今日は俺の真後ろに奴がいるんだよ・・・・・

「またお弁当?」

「いえ、違います」

俺の質問を即座にキョーコちゃんは否定した。

「こないだはごめんね、最上さん」

にこやかに蓮はラブミー部の部室に入った。

「つ、つ、敦賀さん、いらっしゃったんですか!」

キョーコちゃんが慌ててる。

あぁ~キョーコちゃん・・・・・また蓮が不機嫌になるよ・・・・・

キョーコちゃんの対応に気が重くなった。

「俺がいると都合が悪いことなのかな?」

「都合が悪い?え・・・・・どうだろ?でも・・・・・あれ?都合?んと・・・・・」

キョーコちゃんは何やら一人で考え込んでしまった。

なんだろ?

そう思って蓮を見たら、蓮も俺を見ていた。

案じていたダークな雰囲気はどこにも見えなかった。

「都合は・・・・・多分悪くありません」

なんだ?その言い方。気になるじゃないか。

「じゃあ俺がいても大丈夫だね?」

蓮が念を押している。

「出来れば敦賀さんにはお聞かせしたくないような・・・・・」

その言葉に、蓮の周囲で温度が下がったような気がしたが、俺の周囲の温度は上がっていただろうと思う。

もしかして、ついに恋ばな!?

なんて浮かれてしまったんだ。

そんな俺の態度が蓮には余計気に入らなかったんだろう。

ダークな雰囲気を纏い、俺を睨みつけてきた。

ひぃ~蓮君、それはとっても怖いよ・・・・・

「キョーコちゃん・・・・・蓮が聞いて不都合はないんだね?」

「ないですね」

キョーコちゃんも蓮の機嫌を察知して青ざめている。

「今度の相談って何かな?」

蓮が促した。

「敦賀さんの前で言い辛いんですが、実は・・・・・マリアちゃんのお誕生日に作った敦賀さん人形の着替えを頼まれまして、どんな服にしようかと迷ってたんですよ」

それのどこが言い辛いんだろうと思ってしまった。

蓮も黙ってキョーコちゃんを見つめている。

「だって・・・・・あの時敦賀さんおっしゃったじゃないですか」

なんだろ?

「他人のような気がしなくて気持のいいものじゃないって。だから・・・・・着替えを作る相談なんてまた気持がいい話じゃないだろうなと・・・・・」

なるほどね。

誤解がとけて、蓮の表情が和らいだ。

「それで?マリアちゃんのリクエストは無かったの?」

「それが・・・・・『蓮様に一番似合うお洋服がいいですわ』って言われたので迷ってしまって」

「最上さんが一番似合うと思ってくれる服でいいんじゃないの?」

「敦賀さんはずるいんです」

「何を言い出すのかな?」

「だって・・・・・俳優さんとしても一流なのに、モデルさんの仕事もこなして・・・・・敦賀さんが載ってる雑誌いろいろ見たんですけど、どれも似合ってて素敵で、一番なんて選べないんですよ!だからずるいんです」

その瞬間、蓮は口に手を当てて、キョーコちゃんから顔をそらした。

ん?こいつうっすらと顔が赤くなってないか?

好きな子に素敵なんて言われて照れてるのか?

蓮も可愛い所があるじゃないかと思ってしまった。

「じゃあ蓮が一番気に入った服でも作ってあげたら?」

俺の提案に、キョーコちゃんの顔が輝いた。

「どれが一番気に入った服ですか?」

そういって机の上にドンドンと音をたてて雑誌が積み上げられた。

キョーコちゃん、君って子は・・・・・こんなに持ち歩き不可能なぐらい蓮が載ってる雑誌を見て一番似合う服を探してたんだね。

ちらりと蓮を見ると、破顔していた。

そりゃ~嬉しいだろうな~

そのまま嬉しさ倍増にしてやろうと思い、こっそりとラブミー部の部室を出た。

蓮とキョーコちゃんのことだから、二人っきりにしたところで何か進展があるとは思わないけど、少しは進展があることを願って、時間を潰しに行った。






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